株式会社キーエンス
Sランク本スコアはClinexa独自の参考評価です。投資助言ではありません。
株式会社キーエンスは総合100点のS評価です。高評価の根拠は、単年の数字ではなく、10年分の売上、利益、財務安全性、キャッシュ創出、株主還元を共通基準で確認した結果です。一方で、S評価は株価の割安さや将来の成長を保証するものではありません。
事業内容と稼ぎ方
工場の自動化を支えるFA総合メーカーです。センサ、測定器、画像処理機器、レーザーマーカーなどを開発し、代理店を介さない直接営業で製造現場の課題解決を提案しています。
事業内容を財務数値と結びつけて読む際は、売上の伸びが利益と現金の増加につながっているか、そして成長のために財務安全性を損なっていないかが重要です。このページでは電気機器の一般論だけでなく、同社自身の過去データで確認します。
売上と利益の伸び
2016〜2025年度で売上高は963.5億円から1.06兆円へ変化しました。期間の単純比較では約10.99倍です。年平均成長率は30.5%です。
EPSは133.89円から1,643.77円へ変化し、年平均成長率は32.1%です。単純比較では約12.28倍になりました。
直近5年平均利益率は43.9%で、直近年度は51.9%です。利益率には当期純利益率を代用した年度があるため、本業の採算性そのものとして断定せず、長期推移を確認する材料として扱います。
財務安全性と現金創出
直近5年平均の自己資本比率は94.4%、直近年度は94.5%です。営業キャッシュフローは確認できた10年のうち10年でプラスでした。直近の現金等は売上高の42.6%に相当します。
配当の推移
1株配当は50円から350円へ変化しています。評価期間中の増配は5回、減配は0回です。直近配当性向は21.3%、5年平均は20.3%です。配当額の単純比較では約7.00倍です。
8項目すべてに必要なデータがそろい、信頼度は100%です。
高評価でも確認したいこと
- 高い成長率が今後も続く前提を置かず、次回決算では増収率の鈍化と利益率の変化を確認する必要があります。
- 営業利益を取得できない年度があるため、会社の決算資料で本業の利益率と一時損益を別に確認します。
8項目の判定根拠
Clinexaの基準では、株式会社キーエンスは売上成長、収益力、財務安全性、現金創出、株主還元を総合した結果、S評価です。特に売上高CAGR 30.5%、5年平均利益率 43.9%、5年平均自己資本比率 94.4%が現在の評価を支えています。ただし、この評価は2026-08-24 13:40:46 JSTまでの公開財務データを基にした過去実績の整理です。
財務数値は公開開示情報を共通基準で整理し、事業説明は会社公式情報を確認して編集しています。スコアの計算方法と制約は評価方法をご覧ください。内容の誤りはお問い合わせからご連絡ください。
財務推移
| 年度 | 売上高 | EPS | 利益率 | 自己資本比率 | 営業CF | 配当 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | 963.5億円 | 133.89 | 33.7% | 95.5% | 212.1億円 | 50円 |
| 2017 | 3,163.5億円 | 497.56 | 38.1% | 94.7% | 1,216.6億円 | 75円 |
| 2018 | 5,268.5億円 | 868.33 | 40.0% | 92.9% | 2,029.3億円 | 100円 |
| 2019 | 5,870.9億円 | 932.46 | 54.1% | 94.8% | 2,093.8億円 | 200円 |
| 2020 | 5,518.4億円 | 816.91 | 50.3% | 95.8% | 2,034.3億円 | 200円 |
| 2021 | 5,381.3億円 | 813.47 | 36.7% | 95.2% | 1,926.5億円 | 200円 |
| 2022 | 7,551.7億円 | 1,250.83 | 40.2% | 93.5% | 2,714.8億円 | 200円 |
| 2023 | 9,224.2億円 | 1,496.60 | 39.3% | 94.0% | 3,026.3億円 | 300円 |
| 2024 | 9,672.9億円 | 1,524.14 | 51.2% | 94.7% | 3,879.2億円 | 300円 |
| 2025 | 1.06兆円 | 1,643.77 | 51.9% | 94.5% | 4,095.2億円 | 350円 |